
2017年2月18日
エミ・オオイ・レズニック(ヴァイオリン)
ヨーリス・ファン・レイン(ヴァイオリン)
ハイス・クラーメルス(ヴィオラ)
イェルン・デン・ヘルダー(チェロ)
ロイスダール弦楽四重奏団は1996年に結成された。名称は、印象的な風景と空の描写で有名なオランダの画家、ヤーコプ・ファン・ロイスダール(1628/29-82)にちなんでいる。
アマデウス弦楽四重奏団、ハーゲン弦楽四重奏団、モザイク弦楽四重奏団、
アルバン・ベルク弦楽四重奏団に師事。2000年にはオランダのチャールズ・ヘネン国際室内楽コンクールで優勝、2001年にはボルドー国際弦楽四重奏コンクールでSACEM賞を受賞するなど、数々の受賞歴がある。力強い演奏とニュアンスに富んだ音の色彩を特徴とし、現在、欧米各国で演奏活動を展開、各地の音楽祭やマスタークラスにも招聘されている。
幅広いレパートリをもち、現代音楽にも積極的に取り組んでいる。2005年、オランダの作曲家ヤコプ・テル・フェルドハウスとともに、彼の3つ目の弦楽四重奏曲をメインとした斬新なプログラムでツアーを行った。2006年にはルイ・トゥボシの弦楽四重奏曲を初演。2009年にはエリック・フェルブフトがロイスダール弦楽四重奏団のために特別に書き下ろした《Aufgerichtet, untereinander》を初演。2011年にはロッブ・サウダムのプログラムで各地でコンサートを行った。
チャイコフスキーの弦楽四重奏曲全3曲などのCD録音がある。
http://ruysdaelkwartet.nl/