2024.10.08 Tue
関市
三輪乙彦×三輪祐子
形と色の音感
インフォメーション
- 開催期間
- 平成26年10月20日(月)~12月12日(金)
- 休館日
- 第2,4土曜日、日曜日、祝祭日
概要
Resonate 形と色が響き合う空間 三輪乙彦×三輪祐子
表層から立ちあらわれるもの と 奥へと向かっていくもの の間で揺らぐ
確かな表層の不確かな「色」
木や石の聲に耳を澄ませ 見得ない内なるものを形にする
ふと触れてみたくなる
不確かな表象の確かな「形」
岐阜で活躍する2人の現代作家、 三輪乙彦と三輪祐子の作品展を開催します。
彫刻家・三輪乙彦は1930年東京生まれ。1952年院展にて石膏の首像《女》で入選。武蔵野美術学校を卒業後、1956年第2回より一陽展を中心に、彫刻作品を発表しています。三輪乙彦の彫刻は、初期は主に石膏を用いていましたが、近年では木や石などの素材の特性を生かした、滑らかな肌をもつ抽象的なフォルムが特徴です。
三輪祐子は1966年岐阜市に生まれ、1987年名古屋造形芸術短期大学を卒業。1990年より2007年までモダンアート協会に出品。アクリルと胡粉を何層にも塗り重ねた作品は、無限に広がる空間を感じさせます。
今展では、立体と平面作品を同空間で展示します。確かな表層の不確かな「色」と、不確かな表象の確かな「形」が空間に交差し、共鳴します。