2024.10.08 Tue
関市
田中信正 林正樹

「のぶまさき」ジャズ連弾ユニット

プログラム

  • “イノシシとの決闘”(作曲:林正樹)
  • “I got rhythm”(作曲:G・ガーシュイン / 編曲:田中信正)
  • “朝”~「ペール・ギュント」組曲より
    (作曲:グリーク / 編曲:田中信正)
  • “ソたち”[50音シリーズ第6番](作曲:林正樹)
  • *上記はプログラムの一部です。

プロフィール

田中信正
ピアノ

かすかな息づかいをも感じさせるような繊細さと、スポンティニアスな躍動性を併せ持つピアニスト。その演奏は、エキセントリックで鋭利に空間を切り裂くような狂気と、神秘性、リリカルさ、静謐の中の耽美的な香りが交錯する。
1968年横浜生まれ。4歳より電子オルガンを始め、16歳でクラシックピアノに転向。国立音楽大学作曲学科中退。クラシックピアノを小灘裕子、ジャズピアノを藤井英一・橋本一子・佐藤允彦の各氏に師事。1993年、横浜ジャズプロムナード第1回コンペティションでグランプリおよび個人賞ベストプレイヤー賞を受賞。
共演者と創り上げる自由で即興性に富んだ演奏活動は、ジャズのフォーマットばかりではなく多岐にわたる。現在は、数多くのユニットのメンバーとしてライブやレコーディングに参加している。ピアノトリオの範疇を超えた自身のユニット「田中信正KARTELL(山田晃路b、大槻カルタ英宣ds)」と、オリジナルと独創的なアレンジによるソロピアノは、比類のない演奏として評価が高い。
2010年6月および2011年10月には酒井俊ユニットのベトナム公演に参加、2012年3月には林正樹(pf)とのPiano duoでパリ・アンカラ・イスタンブール公演を行った。

林正樹
ピアノ

1978年東京生まれ。中学時代、独学で音楽理論の勉強を始める。その後、佐藤允彦・大徳俊幸・国府弘子らに師事し、ジャズピアノ・作編曲などを学ぶ。慶應義塾大学在学中の1997年12月、伊藤多喜雄&TAKiO Bandの南米ツアー(パラグアイ・チリ・アルゼンチン)に参加し、プロ活動をスタート。現在、自作曲を中心に演奏するソロピアノでの活動や、「林正樹 STEWMAHN」、田中信正とのピアノ連弾「のぶまさき」、生音でのアンサンブルに拘った「間を奏でる」などの自己のプロジェクトとともに、「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「田中邦和&林正樹 Double Torus」「Salle Gaveau」「エリック宮城 EMBand」「Archaic」「クリプシドラ」など多数のユニットに在籍中。長谷川きよし・古澤巌・小松亮太・中西俊博・伊藤君子・ROLLY・牧野竜太郎をはじめ、多方面のアーティストとも共演。温かみのある感性をもって、独自の情感豊かな音楽を生み出している。近年「Salle Gaveau」のヨーロッパツアー、田中信正とのピアノ連弾ユニットでパリ・トルコツアーを行うなど活動の場所を国外にも広げている。2008年「Flight for the 21st/林正樹ピアノソロ」、2011年「Crossmodal/林正樹 STEWMAHN」を発表。NHK「ハートネットTV」「ドキュメント20min」などのテーマ音楽も担当する。