2024.12.06 Fri
関市
クァルテット・エクセルシオ

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲《ラズモフスキー》全3曲

プログラム

ベートーヴェン(1770-1827)Ludwig van Beethoven

  • 弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 作品59-1 《ラズモフスキー》第1番
    Streichquartett Nr.7 F-dur op.59 Nr.1
    • 第1楽章 アレグロ Allegro
    • 第2楽章 アレグレット・ヴィヴァーチェ・エ・
      センプレ・スケルツァンド
      Allegretto vivace e sempre scherzando
    • 第3楽章 アダージョ・モルト・エ・メスト Adagio molto e mesto
    • 第4楽章 ロシア主題:アレグロ Thème russe:Allegro
  • 弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 作品59-2 《ラズモフスキー》第2番
    Streichquartett Nr.8 e-moll op.59 Nr.2
    • 第1楽章 アレグロ Allegro
    • 第2楽章 モルト・アダージョ Molto adagio
    • 第3楽章 アレグレット Allegretto
    • 第4楽章 フィナーレ:プレスト Finale:Presto
  • 弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 作品59-3 《ラズモフスキー》第3番
    Streichquartett Nr.9 C-dur op.59 Nr.3
    • 第1楽章 序奏:アンダンテ・コン・モート –
      アレグロ・ヴィヴァーチェ
      Introduzione:Andante con moto – Allegro vivace
    • 第2楽章 アンダンテ・コン・モート・クアジ・アレグレット
      Andante con moto quasi allegretto
    • 第3楽章 メヌエット:グラツィオーソ Menuetto:Grazioso
    • 第4楽章 アレグロ・モルト Allegro molto

プロフィール

クァルテット・エクセルシオ

西野ゆか(ヴァイオリン)
山田百子(ヴァイオリン)
吉田有紀子(ヴィオラ)
大友肇(チェロ)

結成25年。年間70を超える公演を行う日本では数少ない常設の弦楽四重奏団。ベートーヴェンを軸とした王道レパートリによる東京・京都・札幌での《定期公演》、20世紀以降の現代作品に光をあてる《ラボ・エクセルシオ》、人気傑作選の《弦楽四重奏の旅》、モーツァルトを取り巻く時代や作品に注目する《アラウンド・モーツァルト》の4シリーズを展開し、全国的に活動。加えて、幼児から学生そして地域コミュニティを対象に、室内楽の普及にも力を注ぐ。
1994年桐朋学園大学在学中に結成。2000年、難関とされるパオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位(同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞受賞)。2009年には第19回新日鉄音楽賞「フレッシュアーティスト賞」、2014年第16回ホテルオークラ音楽賞、ほか受賞歴多数。
2010年より6年間にわたり「サントリーホール室内楽アカデミー」のコーチング・ファカルティを務め、後進を指導。2016年6月には同ホール主催にて、2週間でのベートーヴェン弦楽四重奏全16曲連続演奏会という、日本の弦楽四重奏団としては例のない快挙を成しとげる。
米国・欧州・アジアと海外公演も回を重ね、2016年7月にはヘンシェル・クァルテットの招きによりドイツのゼーリゲンシュタット「小さな弦楽器音楽祭」に出演。「繊細優美な金銀細工」(独『フランクフルター・アルゲマイネ』紙)と称賛された。また、NPO法人エク・プロジェクトを母体として活動するなど、つねに開拓者として日本における弦楽四重奏の活動のあり方を追求し続けている。