池田昭子・倉田優・早川りさこ

プログラム
ベルリオーズ(1803-1869) Louis Hector Berlioz
- トリオ(オラトリオ「キリストの幼時」作品25より)
L’Enfance du Christ, op.25
サン=サーンス(1835-1921)
Charles Camille Saint-Saëns
- オーボエ・ソナタ ニ長調 作品166
Sonate pour Hautbois avec accompt de Piano, op.166- 第1楽章 アンダンティーノ Andantino
- 第2楽章 アレグレット Allegretto
- 第3楽章 モルト・アレグロ Molto allegro
ゴダール(1849-1895) Benjamin Godard
- 子守歌(歌劇「ジョスラン」より) Berceuse(“Jocelyn”)
フォーレ(1845-1924) Gabriel Fauré
- コンクール用小品 Morceau de concours
イベール(1890-1962)
Jacques François Antoine Ibert
- 間奏曲 Entr’acte(1935)
- 2つの間奏曲 Deux Interludes(1946)
ヒンデミット(1895-1963) Paul Hindemith
- ハープのためのソナタ Sonate für Harfe (1939)
- 第1楽章 適度に速く Mäßig schnell
- 第2楽章 生き生きと Lebhaft
- 第3楽章 「歌」:とてもゆっくりと “Lied” : Sehr langsam
グルック(1714-1787) Christoph Willibald Gluck
- 聖霊の踊り(歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より)
Ballo degli spiriti beati(“Orfeo ed Euridice”)
モーツァルト(1756-1791)
Wolfgang Amadeus Mozart
- 歌劇「フィガロの結婚」K.492より “Le nozze di Figaro” K.492
- 恋とはどんなものかしら “Voi che sapete che cosa è amor”
- 愛の神様、慰めをお与えください “Porgi amor, qualche ristoro”
- もう飛ぶまいぞこの蝶々 “Non più andrai, farfallone amoroso”
モーツァルト(1756-1791)
Wolfgang Amadeus Mozart
- ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331 「トルコ行進曲付き」
Klaviersonate A-dur K.331- 第1楽章 アンダンテ・グラツィオーソ Andante grazioso
- 第2楽章 メヌエット Menuetto
- 第3楽章 アラ・トゥルカ:アレグレット Alla Turca : Allegretto
プロフィール

池田昭子
オーボエ
東京藝術大学卒業。卒業時に皇居内桃華楽堂にて御前演奏を行う。広田智之、小島葉子、宮本文昭、フランソワ・ルルーの各氏に師事。第4回津山国際総合音楽祭ダブルリードコンクール第1位。第13回日本管打楽器コンクールオーボエ部門第1位。1997年から2002年まで東京交響楽団に在籍。2000年、文化庁在外研修員としてリヒャルト・シュトラウス音楽院(ミュンヘン)に留学。2004年、NHK交響楽団に入団。ソロ・アルバム「カプリッチォ」「アヴェ・マリア」「アルビノーニ&マルチェッロ:オーボエ協奏曲」「恋のうぐいす」「アダージョ~オーボエ・アンソロジー」「小さな羊飼い」、および木管三重奏“トリオ・サンクァンシュ”で「田園のコンセール」をCDリリース。
現在、NHK交響楽団オーボエ奏者、“トリオ・サンクァンシュ”メンバー、東京藝術大学、上野学園大学各非常勤講師。

倉田優
フルート
桐朋学園大学音楽学部卒業、英国王立音楽院大学院修了、その後フランスに留学。フルートを長山慶子、川瀬瑩公、伊藤公一、峰岸壮一、トレバー・ワイ、ウィリアム・ベネット、ミシェル・モラゲス、室内楽を故クリフォード・ベンソンに師事。第5回日本木管コンクール1位、第8回宝塚ベガ音楽コンクール木管部門1位及び特別賞、1997年度<アリオン賞>管楽器部門奨励賞、2000年度青山音楽賞、第70回日本音楽コンクール2位、第37回マルクノイキルヘン国際コンクール特別賞受賞。読売日響、関西フィルなどと共演。
現在、読売日本交響楽団首席フルート奏者、フルート五重奏“ブルーベル”メンバー、チェンバーオーケストラ相模原メンバー、桐朋学園大学音楽学部、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学各非常勤講師。

早川りさこ
ハープ
NHK交響楽団ハ-プ奏者。東京藝術大学卒業。第3回日本ハープコンクール優勝、第2回アルピスタ・ルドヴィコ・スペイン国際ハープコンクール優勝。国内の主要オーケストラにソリストとして招かれ、活動の場を拡げている。リーバーマン「フルートとハープのための協奏曲」、ヒンデミット「木管楽器、ハープとオーケストラのための協奏曲」、アルウィン「ハープ協奏曲」を日本初演。また2013年、グラミー賞及びアカデミー賞受賞者としても知られる中国人作曲家タン・ドゥンの「13のマイクロフィルムとハープのための協奏曲『女書』」(NHK交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の共同委嘱作品)を作曲者自身の指揮で世界初演。この作品の誕生から初演を終えるまでのドキュメンタリ番組『涙の書』は各方面で話題となった。
現在、東京藝術大学、国立音楽大学で後進の指導にもあたっている。