2024.12.06 Fri
関市
柴田節郎

記憶の片隅

インフォメーション

開催期間
平成21年9月3日(金)~10月1日(金)
オープニング:9月4日(土)午後3:00~
休館日
日曜日、祝祭日
イベント
ワークショップ「おっきなオブジェ&ちいさなオブジェ」
9月11日(金)午後1:30~3:30
柴田節郎さんの作品(おっきなオブジェ)を鑑賞し、同じ空間に自分の作品(ちいさなオブジェ)を展示することをイメージして作品を作ります。

概要

 1960年代はじめより、オブジェ作家としての活動をはじめた柴田節郎は、伝統的なやきものの町・多治見に陶房を構え、今日まで美濃を拠点に活動しています。土のもつ可能性、土の壊れた美しさや面白さに惹かれ、時代に流されることなく一貫して自らの表現を追及し、独創的な世界を作りつづけています。また、時代に阿附迎合することなく様々な手法を試みてきた柴田は、常に社会や世間といったものの外に立ち、静かに土と対峙することで自分の記憶のなかの社会性を表現しようと試みています。
 「柴田節郎 記憶の片隅」と題して、本展にあわせて制作された“家”を象ったオブジェ約100点を中心に、美術館前の水辺には「地獄の季節シリーズ“芽”」(1994年)を展示し、屋内外でのインスタレーションを展開します。