2024.05.19 Sun
関市
篠田桃紅

桃の栞「篠田桃紅 こころの旅─近作を中心に」

インフォメーション

展示作品数
約10点(新作の3部作、六曲一双屏風を含む)
開催期間
平成22年1月19日(水)~3月25日(金)
休館日
日曜、祝日、第2、4土曜日
*2月5日(土)、19日(土)
(コンサートのため、展示作品の一部のみ公開)
イベント
篠田桃紅芸術月間 −2011− 桃の栞

岐阜現代美術館、関市立篠田桃紅美術空間では、桃紅の生まれ月を「篠田桃紅芸術月間」とし、展覧会にあわせてコンサート、作品鑑賞会などの関連イベントを開催いたします。

コンサート
・2月5日(土) 17:00~
「ヘルマン・メニングハウス ヴィオラ・コンサート」
・2月19日(土) 17:00~
「コンラディン・グロート トランペット・コンサート」

ワークショップ
2月11日(金・祝)13:00~16:00
「墨ワークショップ 屏風をつくろう」

概要

 「美濃という古い岐阜の地名が好きだ。美しく濃い、という字が、私にすぐ墨を連想させる。うつくしいくろの色を持つ墨、美濃という名は、その、いちばん身近なものを、あらためて私に思い見させるのだ。」と語る岐阜ゆかりの作家・篠田桃紅。中国大連に生まれ、東京で育った桃紅ですが、幼少のころより、岐阜県芥見村の出身である父から書を学んだ桃紅は、心のふるさととして岐阜の風土に深い愛着を持っています。
 "美濃は墨のふるさと"と語る桃紅。深い蒼に昏れる夜空と長良川、黒々とした金華山と白く輝く河原の石などさまざまな美濃の美しい自然が、水墨の仕事をする桃紅の心をつかみ、岐阜への思いが心のかたちとなり作品の中に立ちあらわれています。心のかたちを描くこと、それは遠い時間を思い見る桃紅自身の創作の源泉を辿るこころの旅でもあり、新たな試みを模索し歩み続ける旅でもあるのです。
 本展では、新しい試みである三部作と大作の六曲一双屏風を中心に、桃紅と岐阜のつながりから生まれた作品をご紹介します。98歳を迎える桃紅ですが、創作に対する意欲はとどまるところを知らず、無限に拡がり新たな展開をみせる桃紅水墨の世界を紹介します。