2024.05.13 Mon
関市
矢部達哉 山本裕康 諸田由里子

Brahms & Beethoven

プログラム

ブラームス(1833-1897) Johannes Brahms

  • 弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 作品18
    (ピアノ三重奏曲版:テオドール・キルヒナー編曲)
    Streichsextett Nr.1 B-dur op.18
    (Trio für Klavier, Violine und Violoncello : Theodor Kirchner)
    • 第1楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ Allegro ma non troppo
    • 第2楽章 アンダンテ・マ・モデラート Andante ma moderato
    • 第3楽章 スケルツォ:アレグロ・モルト Scherzo : Allegro molto
    • 第4楽章 ロンド:ポーコ・アレグレット・エ・グラツィオーソ
      Rondo : Poco Allegretto e grazioso

ベートーヴェン(1770-1827) Ludwig van Beethoven

  • ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 作品97「大公」
    Trio für Klavier, Violine und Violoncello Nr.7 B-dur op.97 “Erzherzog”
    • 第1楽章 アレグロ・モデラート Allegro moderato
    • 第2楽章 スケルツォ:アレグロ Scherzo : Allegro
    • 第3楽章 アンダンテ・カンタービレ・マ・ペロ・コン・モート
      Andante cantabile, ma però con moto
    • 第4楽章 アレグロ・モデラート Allegro moderato

プロフィール

矢部達哉
ヴァイオリン

洗練された美しい音色と深い音楽性によって、いま最も活躍しているヴァイオリニストの一人。1968年東京生まれ。
桐朋学園ディプロマコース修了後、90年、22歳の若さで東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターに就任。サイトウ・キネン・オーケストラで小澤征爾指揮のもと、オペラ・交響曲のコンサートマスターを務める。京都アルティ弦楽四重奏団のメンバー。97年、NHK「あぐり」のテーマ演奏で大きな反響を呼ぶ。ソリストとして、小澤征爾、若杉弘、フルネ、クレー、デプリースト、インバル、ベルティーニ等の著名指揮者と共演。2009年、「音楽の友」4月号では、読者の選んだ“私の好きな国内オーケストラのコンサートマスター”で1位に選ばれ、2016年、「文藝春秋」2月号で「日本を元気にする逸材125人」の一人に選ばれている。
95年第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞受賞。上野学園大学音楽・文化学部教授。ソニークラシカル、オクタヴィア・レコードよりCDが発売されている。

山本裕康
チェロ

愛知県出身。桐朋学園大学在学中の1987年、第56回日本音楽コンクール第1位、第1回日本室内楽コンクール第1位など数々の受賞歴を持つ。同大学を首席で卒業後、桐朋学園研究科、キジアーナ音楽院等で研鑽を積む。1990年東京都響首席奏者に就任。広島響の客演ソロ奏者を経て、1997年神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者に就任、現在に至る。これまでに同楽団とハイドン、シューマン、グルダ、コルンゴルトなど多数の協奏曲をソリストとして愛知県出身。桐朋学園大学在学中の1987年、第56回日本音楽コンクール第1位、第1回日本室内楽コンクール第1位など数々の受賞歴を持つ。同大学を首席で卒業後、桐朋学園研究科、キジアーナ音楽院等で研鑽を積む。
1990年東京都響首席奏者に就任。広島響の客演ソロ奏者を経て、1997年神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者に就任、現在に至る。これまでに同楽団とハイドン、シューマン、グルダ、コルンゴルトなど多数の協奏曲をソリストとして共演。サイトウ・キネン・オーケストラ、宮崎国際音楽祭に毎年参加し、室内楽でも多くの著名音楽家と共演。チェロ・クァルテット“Cello Repubblica”を主宰、宮川彬良氏との教育プログラムユニット等、活動は多岐に渡る。2008年のバッハ:無伴奏チェロ組曲全曲に続き、2012年発表の『情景』はレコード藝術誌で準推薦盤の評価を得た。現在、神奈川フィルと兼任で京都市響特別客員首席奏者、セントラル愛知響客演首席奏者。また東京音楽大学、洗足学園音楽大学で後進の指導にあたる。

諸田由里子
ピアノ

透明な音色、研ぎすまされたバランス感覚が魅力のピアニスト。桐朋学園大学を卒業。同大学伴奏研究員及び室内楽研究科を修了。在学中に第1回日本室内楽コンクール優勝。第1回淡路島国際室内楽コンクール第2位。
イタリアのキジアーナ音楽院にて全額スカラシップを得てリッカルド・ブレンゴラーに師事、ディプロマを取得。1992年よりウィーンに留学、ミヒャエル・クリストのもとで研鑽を積む。諏訪内晶子・石田泰尚・山本裕康・堤剛など多くの演奏家とリサイタル及び室内楽で共演。また、国内外のコンクールや音楽祭の公式ピアニストを務め、卓越したバランス感覚をもつアンサンブルピアニストとして共演者からの信頼が厚い。最近はソロ・リサイタルを精力的に行い、透明な美しい音と確かな解釈が高く評価されている。
「諸田由里子ピアノ・リサイタル」「ドビュッシー:版画 諸田由里子ピアノ・リサイタルⅡ」をCDリリース。
www.yurikomorota.com