2024.05.12 Sun
関市
児玉麻里

MARI KODAMA BEETHOVEN

プログラム

ベートーヴェン(1770-1827)Ludwig van Beethoven

  • ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「月光」
    Klaviersonate Nr.14 cis-moll op.27-2 “Mondschein”
    (Sonata quasi una fantasia)
    • 第1楽章 アダージョ・ソステヌート Adagio sostenuto
    • 第2楽章 アレグレット Allegretto
    • 第3楽章 プレスト・アジタート Presto agitato
  • ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 作品53
    「ワルトシュタイン」
    Klaviersonate Nr.21 C-dur op.53 “Waldstein”
    • 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ Allegro con brio
    • 第2楽章 導入部:アダージョ・モルト Introduzione : Adagio molto
    • 第3楽章 ロンド:アレグレット・モデラート – プレスティッシモ
      Rondo : Allegretto moderato - Prestissimo
  • ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 作品57 「熱情」Klaviersonate Nr.23 f-moll op.57 “Appassionata”
    • 第1楽章 アレグロ・アッサイ Allegro assai
    • 第2楽章 アンダンテ・コン・モート Andante con moto
    • 第3楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ – プレスト
      Allegro ma non troppo - Presto

プロフィール

児玉麻里
ピアノ

大阪生まれ。6歳で渡欧。14歳の時、最年少、最優秀でパリ国立高等音楽院に入学。ピアノをジェルメーヌ・ムニエ、タチアナ・ニコラエワ、アルフレッド・ブレンデルに、室内楽をジュヌヴィエーヌ・ジョア・デュティユに学ぶ。17歳でプルミエ・プリを獲得して卒業。同年、同音楽院のマスター・コースに進み、19歳で終了。この間、数多くのコンクール等で、優勝、上位入賞を果たす。
同音楽院を終了後すぐにロンドン・フィルとバービカン・センターで共演、ロンドン・デビューを果たす。更に同年、クィーン・エリザベス・ホールでロンドンでのリサイタル・デビュー。「ピアノの詩。これほど若くて感受性に富んだピアニストには会えない…」と賞賛された。1995年にはカーネギー・ホールでニューヨーク・デビュー。また、1999年からロサンジェルスにて、2003年からは東京の浜離宮朝日ホールにて「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」に取り組み、高い評価を得た。現在、ヨーロッパ、アメリカ、日本、アジアで演奏活動を展開する数少ない国際的なピアニストとして名声を確立している。
これまでに共演したオーケストラは、ベルリン・フィル、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、イタリア国立放響、ハンブルク北ドイツ放響、オランダ放送管、リヨン国立歌劇場管、ロサンジェルス・フィル、バークレイ響など。アジアでは、N響、都響、読売日響、日本フィル、大阪フィル、名古屋フィル、シンガポール響など。
共演した指揮者は、ケント・ナガノ、シャルル・デュトワ、フランス・ブリュッヘン、ベルンハルト・クレー、レイモンド・レッパードなど、錚々たる顔ぶれが並ぶ。
また、出演した音楽祭には、ザルツブルク、エヴィアン、エクサン・プロヴァンス、ヴェルビエ、ラヴィニア、アスペン、サイトウ・キネンなどがある。
CD録音も活発で、「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」および「ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲全集」の他、プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番・第2番、ショパン:
ピアノ協奏曲第2番などをリリースしている。