2024.05.10 Fri
関市
ヘルマン・メニングハウス

ヴィオラ・リサイタル

プログラム

ヒンデミット(1895-1963) Paul Hindemith

  • 「葬送音楽」」(1936) Trauermusik(1936)

ブラームス(1833-1897) Johannes Brahms

  • ヴィオラ・ソナタ 第2番 変ホ長調 作品120-2
    Sonate für Klavier und Bratsche Nr.2 Es-dur op.120-2
    • 第1楽章 アレグロ・アマービレ Allegro amabile
    • 第2楽章 アレグロ・アパッショナート Allegro appassionato
    • 第3楽章 アンダンテ・コン・モート Andante con moto

ブリテン(1913-1976) Edward Benjamin Britten

  • 「ラクリメ - ダウランドの歌曲の投影」 作品48(1950)
    "Lachrymae - Reflections on a Song of John Dowland" op.48 (1950)

ショパン(1810-1849) Frédéric Chopin

  • ソナタ ト短調 作品65 Sonate g-moll op.65
    • 第1楽章 アレグロ・モデラート Allegro moderato
    • 第2楽章 スケルツォ:アレグロ・コン・ブリオ
      Scherzo : Allegro con brio
    • 第3楽章 ラルゴ Largo
    • 第4楽章 フィナーレ:アレグロ Finale : Allegro

プロフィール

ヘルマン・メニングハウス
ヴィオラ

1963年、ドイツのヴェストファーレン州ビュンデに生まれた。8歳のとき、ヴァイオリンを弾き始め、後にエッセンのフォルクヴァンク高等音楽学校にてヴァレリィ・グラドウ教授の指導を受けた。1984年、エッセンの学生コンテストで1位を受賞。
1986年(23歳)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(当時、ヘルベルト・フォン・カラヤンが音楽総監督)に第1ヴァイオリン奏者として入団。同楽団の最年少メンバーであった。その後、ソリストとしても多くのコンサートを行い、西ドイツ放送(WDR)やドイツ放送などでレコーディングも行った。
1997年、バイエルン放送交響楽団(当時、ロリン・マゼールが常任指揮者。現在はマリス・ヤンソンス)に第1ソロ・ヴィオラ奏者として移籍、現在に至る。R.シュトラウスの「ドン・キホーテ」、モーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」、ベルリオーズの「イタリアのハロルド」などのソリストとして活躍するとともに、室内楽でもラン・ラン、エレーヌ・グリモーなどと共演。幅広く演奏活動を行っている。演奏旅行は100ヵ国を超える。現在、ミュンヘン・アカデミーの教官でもある。

諸田由里子
ピアノ

桐朋学園大学を卒業。同大学伴奏研究員及び室内楽研究科を修了。第1回淡路島国際室内楽コンクール第2位。第1回日本室内楽コンクール優勝。イタリアのキジアーナ音楽院にて全額スカラシップを得てリッカルド・ブレンゴラー氏に師事、ディプロマを取得。1992年よりウィーンに留学、ミヒャエル・クリスト氏のもとで研鑽を積む。現在、諏訪内晶子・石田泰尚・山本裕康・堤剛など多くの演奏家とリサイタル及び室内楽で共演。また、最近はソロ・リサイタルを精力的に行い、透明な美しい音色と確かな解釈が高く評価されている。
これまでに、ピアノを井沢美佐子、遠藤比佐、上野久子、M.クリストの各氏に、室内楽を岩崎淑、末吉保雄、H. ピュイグ=ロジェの各氏に師事。2000年より村手静子、クリスチャン・イヴァルディの各氏に師事。「諸田由里子ピアノ・リサイタル」(2007年)、「ドビュッシー:版画 諸田由里子ピアノ・リサイタルⅡ」(2010年)をCDリリース。
www.yurikomorota.com