2024.05.20 Mon
関市
ヴィオラ・リサイタル

ヘルマン・メニングハウス ヴィオラ・リサイタル

プログラム

シューベルト(1797-1828)Franz Schubert

  • アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821 Sonate fur Arpeggione und Klavier a-Moll D.821
  • 第1楽章 アレグロ・モデラート Allegro moderato
  • 第2楽章 アダージョ Adagio
  • 第3楽章 アレグレット Allegretto

ショスタコーヴィチ(1906-1975)Dmitri Shostakovich

  • ヴィオラ・ソナタ ハ長調 作品147(遺作) Sonata for Viola and Piano in C, op.147
  • 第1楽章 モデラート Moderato
  • 第2楽章 アレグレット Allegretto
  • 第3楽章 アダージョ Adagio

ブラームス(1833-1897)Johannes Brahms

  • ヴィオラ・ソナタ第1番 ヘ短調 作品120-1 
    Sonate fur Klavier und Bratsche Nr.1 f-Moll op.120-1
  • 第1楽章 アレグロ・アパッショナート Allegro appassionato
  • 第2楽章 アンダンテ・ウン・ポコ・アダージョ Andante un poco Adagio
  • 第3楽章 アレグレット・グラツィオーソ Allegretto grazioso
  • 第4楽章 ヴィヴァーチェ Vivace

プロフィール

ヘルマン・メニングハウス
ヴィオラ

1963年、ドイツのヴェストファーレン州ビュンデに生まれた。8歳のとき、ヴァイオリンを弾き始め、後にエッセンのフォルクヴァンク高等音楽学校にてヴァレリィ・グラドウ教授の指導を受けた。1984年、エッセンの学生コンテストで1位を受賞。
1986年(23歳)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(当時、ヘルベルト・フォン・カラヤンが音楽総監督)に第1ヴァイオリン奏者として入団。
同楽団の最年少メンバーであった。その後、ソリストとしても多くのコンサートを行い、西ドイツ放送(WDR)やドイツ放送などでレコーディングも行った。
1997年、バイエルン放送交響楽団(当時、ロリン・マゼールが常任指揮者。現在はマリス・ヤンソンス)に第1ソロ・ヴィオラ奏者として移籍、現在に至る。
R.シュトラウスの「ドン・キホーテ」、モーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」、ベルリオーズの「イタリアのハロルド」などのソリストとして活躍するとともに、室内楽でもラン・ラン、エレーヌ・グリモーなどと共演。幅広く演奏活動を行っている。演奏旅行は100ヵ国を超える。現在、ミュンヘン・アカデミーの教官でもある。

諸田由里子
ピアノ

桐朋学園大学を卒業。同大学伴奏研究員及び室内楽研究科を修了。第1回淡路島国際室内楽コンクール第2位。第1回日本室内楽コンクール優勝。
イタリアのキジアーナ音楽院にて全額スカラシップを得てリッカルド・ブレンゴラー氏に師事、ディプロマを取得。1992年よりウィーンに留学、ミヒャエル・クリスト氏のもとで研鑽を積む。現在、諏訪内晶子・石田泰尚・山本裕康・堤剛など多くの演奏家とリサイタル及び室内楽で共演。
また、最近はソロ・リサイタルを精力的に行い、透明な美しい音色と確かな解釈が高く評価されている。これまでに、ピアノを井沢美佐子、遠藤比佐、上野久子、M.クリストの各氏に、室内楽を岩崎淑、末吉保雄、H. ピュイグ=ロジェの各氏に師事。2000年より村手静子、クリスチャン・イヴァルディの各氏に師事。
「諸田由里子ピアノ・リサイタル」(2007年)、「ドビュッシー:版画 諸田由里子ピアノ・リサイタルⅡ」(2010年)をCDリリース。www.yurikomorota.com