
2012年5月26日
スウェーデンのイェーテボリ出身。ストックホルム音楽大学卒業。教会音楽、合唱並びにオーケストラ指揮法を専攻。後にロンドン、サンクト・ペテルブルクなどに留学。ステン・ショーステッド、ドロシー・アーヴィング、マッティ・ヒルボネン、スザンナ・リガッシの各氏に師事。現在、世界的なアルト歌手アンナ・ラーソンにコーチを受けている。
2005年より歌手として活動を開始し、イェーテボリ交響楽団を筆頭に多くのオーケストラと共演。高度な技巧が要求されるバロック・アリアをはじめ、ロッシーニから現代作品まで幅広いレパートリをもつ。マーラーの作品には特別の関心を寄せており、2010年、ヨハネス・ランドグレンのパイプオルガン伴奏によるマーラーの歌曲をCDリリース。その企画性とともに、本格的アルト歌手として世界の注目を集めている。
スウェーデン北部、ラップランド地方出身。ヘルシンキのシベリウス・アカデミーとストックホルム音楽大学で学ぶ。その後、ロンドンでペーター・フォイヒトヴァンガーにピアノを、ジェフリー・パーソンズに伴奏法を師事。タチアーナ・ニコラーエワ、アンドラーシュ・シフのマスタークラスを受講。世界的ソプラノ歌手エリザベート・ゼーダーシュトレームの伴奏を務めたことで注目され、1980年代以降、ビルギット・ニルソン(sop)、イルムガルト・ゼーフリート(sop)、ザハール・ブロン(vn)、ジェームス・ゴールウェイ(fl)などのマスタークラスで公式伴奏者に指名されている。室内楽ではイザベル・ファン・クーレン(vn)、カール・ライスター(cl)、トルルス・モルク(vc)などと共演。ソリストとしても、世界主要都市およびエディンバラ音楽祭、エクサン・プロヴァンス音楽祭などでコンサート。シューマン、シューベルトのピアノ作品、室内楽作品、スウェーデン現代音楽作品等をCDリリース。現在、ストックホルム音楽大学教授(歌曲修辞法)、ロンドン王立音楽院教授(声楽)。