
2020年2月22日
ヤクブ・フィッシャー(ヴァイオリン)
シュチェパン・イェジェック(ヴァイオリン)
イジー・ピンカス(ヴィオラ)
シュチェパン・ドレジャール(チェロ)
1998年、プラハ音楽院にてドヴォルザークと同時代の高名なヴァイオリニスト、アントニン・ベネヴィッツの名を冠して結成。同音楽院でミラン・シュカンパ(スメタナ四重奏団)、ヴァーツラフ・ベルナシェク(コチアン四重奏団)に、その後ライナー・シュミット(ハーゲン四重奏団)にも師事。2004年以来、バーゼル市立音楽アカデミーのレジデンス・アーティストとしてワルター・レヴィン(ラ・サール四重奏団)を補佐するとともに、同年にはチェコ室内楽協会賞を受賞。また、ARDミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門のファイナルで2つの特別賞を獲得。翌05年には大阪国際コンクールで、08年には世界の3大弦楽四重奏コンクールの一つ、パオロ・ボルチアーニ賞国際コンクール(イタリア)でそれぞれ優勝した。
近年ではチェコ・フィルハーモニー室内楽協会のレジデンスを務め、ドヴォルザークホールでのコンサートに定期的に出演しているほか、イタリア・日本・アメリカ・韓国などにツアーを行い、ウィグモアホール(ロンドン)、エルプ・フィルハーモニー(ハンブルク)などの著名なホールに登場するなど、国内外で幅広く活動している。
CDはスプラフォンやヘンスラーなどから7枚をリリース。2019年にはクラシック・プラハの年間最優秀室内楽団体賞を受賞した。