
2013年9月7日
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の元ソロ・主席トランペット奏者。音楽監督ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)、同クラウディオ・アバド(1933- )のもと、1968年から30年の長きにわたって活躍した。また、ソリスト・室内楽奏者としても世界中で活躍。それらは多くの録音や映像によって記録されている。1998年からはベルリン芸術大学の教授として後進の指導にあたった。呼吸法、吹奏法、運舌法および運指法に関する練習曲は世界各国で出版され、オーケストラ団員や音楽大学学生たちに広く活用されている。
国立音楽大学およびベルリン芸術大学卒業。トランペットを北村源三、フリッツ・ヴェーゼニック両氏に師事。在独中、ベルリン交響楽団首席奏者、ベルリン・ドイツ・オペラ契約団員、バッハ・トランペットのソリストとして活躍。1994年-2001年の間、バイロイト祝祭管弦楽団トランペット奏者。愛知県立芸術大学音楽学部教授。
東京藝術大学卒業。中山靖子教授にピアノ独奏、中山悌一教授にピアノ伴奏を師事。1982年度文化庁派遣芸術家在外研修員としてシュトゥットガルト音楽大学に留学、リート科を修了。多くの声楽家と共演するほか、オペラの分野でもコレペティトールおよびチェンバリストとして活躍。日本語字幕制作も手掛ける。2007年、「ラ・ボエーム」で指揮者としてデビュー。室内楽では、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、N響の首席奏者等と共演。新日鐵音楽賞特別賞受賞。東京藝術大学、沖縄県立芸術大学、東京音楽大学、鹿児島国際大学講師。聖徳大学客員教授。