「高田吉朗 水の記憶」

「高田吉朗 水の記憶」

 大垣市在住の立体造形作家・高田吉朗の作品展を開催します。
 高田吉朗は、1957年岐阜市に生まれ、多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了。まもなく、1984年から86年まで中米のホンジュラスで、青年海外協力隊員として美術教育に携わりました。帰国後、主として土と木を使った作品を制作し始めます。1990年代半ばより、陶片をつなげたユーモラスで温かみのある形のオブジェを制作。近年では、空間を生かしたインスタレーションへと展開しています。
 今展では、美術館の屋外にあるプールに、丸太をつなげリング状にしたインスタレーションを、そして展示室内には、丸く敷き詰めた木片の上に108個の野焼きした皿を並べた作品とともに、陶片をつなげたオブジェを展示します。かたちのない水を作品に取り込むなど、展示空間にあわせて構成した新しい試みとなる展覧会です。

展示作品数
26点
開催期間
平成25年8月2日(金)~10月2日(水)
休館日:第2,4土曜日、日曜日、祝祭日、9月6日─9日

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