篠田桃紅―足跡 「アンソロジー」

篠田桃紅

2022年1月11日~3月24日

インフォメーション

展示作品数

20

開催期間

2022年1月11日(火)~3月24日(木)

休館日

第2、第4土曜日、日曜日、祝日

入館料

無料

概要

桃紅の一世紀におよぶ画業を辿り、見直すシリーズ「篠田桃紅─足跡」の最終回は、「アンソロジー」と題して墨と向き合い続けた桃紅の創作活動全般を振り返ります。
6歳の書初めではじめて墨と筆を手にした桃紅は、その後、世界から高く評価される墨象作家となりました。生涯を通じて傍らにあった「墨」は、桃紅を語るうえで欠かすことのできないものです。墨と筆を使って、文字を書く時にはその文字の持つ意味とかたちの成り立ちに想いを馳せ、書を書く時には詩歌の世界や「かな」のもつ優美で簡素な美しさを、制約のない自由な抽象のかたちを描く時は意図しない墨の姿を楽しみ、墨の色に心とらわれた桃紅。エッセイの中で、「墨とはふしぎなもので、長年つき合ってきたが、私などには、まだ手に負えないようなところがある。ある程度は手なづけたつもりでも、あっさりと裏切られ、こんな筈ではない。と思うことの連続である。」と、墨に魅せられ続ける想いを語っています。
コレクションから厳選した水墨作品を中心に、墨と向き合う厳しさや喜びを綴ったエッセイなどを紹介し、桃紅の墨の仕事を振り返ります。